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今回は配列について書いていきます。

これは変数と似たような感じですが、複数代入する場合などに便利です。


基本構文は↓

Dim 変数名(要素数) As 型

要素数をとすると0、1、2、3の4要素になります。

まずは簡単なプログラム例↓

'変数で宣言
Dim a1 As String
Dim a2 As String
Dim a3 As String
'変数に代入
a1 = Range("A1").Value
a2 = Range("B1").Value
a3 = Range("C1").Value

'配列で宣言(要素は0〜2までの3つ)
Dim hai(2) As String
'配列に値を代入
hai(0) = Range("A1").Value
hai(1) = Range("B1").Value
hai(2) = Range("C1").Value
'For文で繰り返す
For i = 0 To 2
 '配列の値を表示する
   MsgBox (hai(i))
Next i

上の処理でわかるように、複数変数を使用する場合などは、配列にした方が使いやすいです。

また、配列だとFor文などでも呼び出して使えます。


配列の要素数を知るためには?

最小値を知るには↓

LBound(配列名)

最大値を知るには↓

UBound(配列名)


次は要素数を処理によって変える場合

下の様な値があるとします。

セルAの値を配列に代入する。
(セルAが増えても減っても対応できる処理にする)



プログラム例↓

'行の最終を入れる変数
Dim row As Integer

'配列を宣言(要素数は宣言なし)
Dim hai() As String
'行の最終値を変数に代入する
row = Worksheets("Sheet1").UsedRange.Rows.Count
'配列の要素数を定義する
ReDim hai(row)

'For文でセルの最終まで繰り返す
For k = 1 To row
 
'配列に代入していく
   hai(k - 1) = Range("A" & k).Value
Next k


'For文で繰り返す
For i = 0 To ret - 1
 
'配列の値を表示する
   MsgBox (hai(i))
Next i

上の処理で気をつけるのは、配列は0から始まり、セルの値は1から始まるという点です。

上では配列に代入する時、使う時は、マイナス1としています。

配列の要素数を変更する場合は、ReDim 配列名(要素数) とします。

ReDimは要素数を宣言している配列には使えません。


途中で配列数を追加する場合

ReDim Preserve 配列名(要素数)

Preserveを使用することにより、以前の配列の値を保持できます。

使用しないと、その前に
保存されてた値はなくなってしまいます。


次は
乱数について書いていきます。

      

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