HOME >>変数の適用範囲
今回は
変数の適用範囲について書いていきます。
変数は適用範囲というものがあるのです。
例えば、ボタンクリックで処理が発生する処理を何度押しても
値は同じものしか出ないと思います。
それは変数がクリアされているからなのです。
変数の適用範囲
プロシージャ内でDimで宣言した変数は、その
プロシージャでしか使えません。
例としては
sub 〜end sub までの間
for や doの中での宣言など
プロシージャの外でDimで宣言したプロシージャは
そのモジュールのすべてのプロシージャで使用することができます。
宣言セクションとは
モジュールの先頭から最初のプロシージャまでの領域のことです。
モジュールの宣言セクションでPublic宣言した変数は、ほかのモジュールからも使える変数になります。
この場合宣言は Dimステートメントではなく、Publicステートメントを使います。
記述する場所は、宣言セクションです。
ちょっと簡単な処理を書いてみたいと思います。
'ボタンがクリックされた時の処理
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim su As Integer
su = su + 1
MsgBox (su)
End Sub |
上のプログラムだと、何回押してもメッセージボックスで表示されるのは1ですよね?
では変数を
宣言セレクションで宣言します。
'宣言セレクションで変数宣言
Dim su As Integer
Private Sub CommandButton1_Click()
|
これでさっきの処理をしてみると、ボタンを押すたびに数が増えていくと思います。
その変数の使い方によって、宣言する場所を変えましょう。
宣言セレクションは違う処理でも値を使いたい場合などに使います。
次はサブプロシージャについて書いていきます。