セルの削除、挿入

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今回はセルの削除、挿入について書いていきます。

これは使う機会があるのか微妙ですが、いちお書いておきます。

削除は、削除後のセルの動きまでを指定できます。

なにも指定しない場合は、「行数 = 列数」は削除後、上方向にシフトします。

「行数 < 列数」の場合は左方向にシフトし

「行数 > 列数」の場合は削除後、上方向にシフトします。

マクロの記録で書かれる処理

　　'Ｂ１～Ｂ４を選択
Range("B1:B4").Select
'選択しているセルを削除し、上方向にシフトする
Selection.Delete Shift:=xlUp

Ｒａｎｇｅを使用した書き方
'削除後、左方向にシフトする
Range("B1:B4").Delete Shift:=xlShiftToLeft

基本構文

削除：Ｄｅｌｅｔｅ　Ｓｈｉｆｔ：＝ｘｌｕｐ（上方向）　ｘｌＳｈｉｆｔＴｏＬｅｆｔ（左方向）

セルの挿入もほとんど同じです。

基本構文が少し変わるだけです

挿入：Insert　Ｓｈｉｆｔ：＝xlShiftToRight（右方向）　xlShiftDown（下方向）

マクロの記録で書かれる処理

　　'Ｂ１～Ｂ４を選択
Range("B1:B4").Select
'選択している場所にセルを挿入する、下方向にシフトする
Selection.Insert Shift:=xlDown

Ｒａｎｇｅを使用した書き方
'セルを挿入後、右方向にシフトする
Range("B1:B4").InsertShift:=xlShiftToRight

これでセルの削除と挿入は終わりです。

次は変数の適用範囲について書いていきます。